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現実は単なる二度寝の夢

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泡は泡のままだ、ラララ、


うんともすんともいかない日は
ちんけなテレビ番組で流れているBGMだけで泣きそうになる。
まったく意味がわからないよね。



このブログ、というか僕が書く日記全般では
造語というほど新しくはないけれど
言葉の組み合わせが妙だなってことは多々あるだろうが
見逃してスルーする気分で見ててね。
そのときの気持ちから自然と出た文章だから
僕はそれを気付きつつも放っておくし、あとから編集する気もないんだ。
まあ漢字間違いとかは普通に恥ずかしいけれど(笑)



新学期が始まってから本を読むことが少なくなってしまって
読んだところで教養になるような本を読んでいるわけじゃないから
別に読まなくたっていいんだけれど。
シリーズ物とかでも平気で一ヶ月くらい間を空けて、その間で他の本を何冊か読んだりするようなずぼらな性格なんで
本を読み途中でもそのままにしておけちゃうんだけどさ。

小学生の時から大好きな作家がいて
灰谷健次郎さんと言って、知る人ぞ知る名作家だけど
多くの著作は教育現場を舞台にしてるんだ。
この歳になって実感するんだが、僕はこの人にかなりの影響を受けている。


今読み返しているのが「天の瞳」というシリーズ物で
こないだ出た最終巻もあわせて9巻のもの。
僕は基本的にあまりシリーズ物は読まなくて
本を読むペースが決まっていないというのもあるし
文庫本一冊くらいな2時間くらいで大抵読めるから、映画と同じようなスピード感で楽しみたいという理由もあるんだろうけれど
上に書いた「こないだ出た最終巻」というのが
実は灰谷先生の遺作で、だから残念ながら完結はしていないんだけれど
なに!?遺作だと!?あれの続きがあるだと!?読むしかない!!!
となったのが確か夏休み中のこと。
どれだけ読んでいないかがよくわかる(笑)


で、影響を受けたということに話を戻すと
今改めてこの本を読み返して感じるのは
「ああ、この人の理想像というものに少なからず僕は近づこうとしていたのかもしれない」ということ。
学校生活だったり、中学受験の目標としていた学校だったり。
この本で暗に言われている理想と同じような理想を自分が持っていたのかもな、と思った。



ただ、けれども。
今成長した自分がこの本を読んで
「これは違う気がする」と思うことがある。それも所々。
灰谷さんの小説の中で暗に語られる教育論的なものに対して
世間では賛否両論あるらしい。


特にデビュー作である「兎の眼」という本に関して。
ちなみに僕はこの本が初めての灰谷経験だったので
かなりの「兎の眼」信者であることは間違いない気がする。
昔は、なぜこれに対して批判が出るのかよくわからなかったけれど
今の自分ならすごくよくわかる。
矛盾しているようにも思うし、明らかに間違っている部分があるとも思う。



前も書いたかもしれないけれど
こうやって自分が前と違う意見を持っている
ということが発見できることが嬉しい。

感受性の反応する全てのものは
人間の中身に対応する物差しになりえると思う。
進化であれ退化であれ、それはそれで成長なんだろう。
自分がこれからどういう人間になるかはわからないけれど
わからないということがわかっただけでも
それもそれで成長だと思うし。





次の日記にも書くかもしれないけれど
僕はとても強がりで臆病者なんだ。
それを最近すごく実感してる。
強がりだから自分と向き合うとへこむし
臆病者だから自分の正直な気持ちと向き合おうとしない。

それなのに一人の時間がけっこう多いから
なんだかつまらない妄想とかで落ち込んでることが多い。

確かに自分と向き合うことは大切かもしれないけれど
誰かと会って話をすることも大切なことだと実感した。
自分と語りあうだけだと、1つの考えをつきつめていくだけだけど
誰かがそこに他の道筋を示してくれることで
なんだか救われた気分にもなるんだと思う。

でも、まだまだ臆病者だし
リスキーなことをしたがらないように
自分に歯止めをかけようとする部分がすごくある。
それは自分が強がりだからだと思う。
自分はすごく弱くて臆病だってことを知ってるのに
普通に色々なことを思っているのに
それを気付かれたくなくて
気付かれたうえで知らん振りとかされたくなくて
だから強がってしまうのだと思う。

甘えるのが怖いのかもしれない。
だれか甘えられる人間を見つけると
依存したがる部分があるから
継続する甘い要素を見せたくないのかもしれない。
でも見せることも大切なんだと思う。すごく思う。



そんなことを考えつつ寝ようと。
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