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人間の好奇心てどこまでいくんだろうな。
まわりみちってなんだろうな。
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レポートを書いていて思ったけれど
長文をすらすらと書く能力が衰えている。
高校のときはこれくらいならすらっと半日あれば、そこそこの完成度のものができたのだろうに。
かなりの長時間かけて書いた文章だけど、あまりにもひどそうなので読み返したくない。その気力も無いし。
なんか問題提起と結論がつながってない気もするけどきっと気のせいだ。
あーなんだか目がだるい。眠いのかな。
ただこれから朝まであと2つレポートを書く。意地でも書く。
2秒ねられればいいな。
あらら。うっひゅ。けっこうマジで何書いてるのかよくわかんない
集中力おちたなあ
「今夜は月が明るいね」といいながら
君は指に挟んだタバコを夜空にかざして、眺めた。
タバコの先端でじゅくじゅくと灯る光と月とを見比べて
「ほら、やっぱり」とつぶいてから「月の方が明るいや」と小さな声で付け加える。
ふと君の横を風が通りぬけた。
しゅっ、という音をたててタバコの火が一瞬だけ強まる。
少しだけ驚いた表情をしたあとで、顔をマフラーにうずめた。
口もとが見えなくても、君が微笑んでいるのがわかる。
音の無い公園のベンチ。
さっきまで遊具の辺りでうろうろしていた猫もいつの間にかいなくなった。
足元に落とした吸殻を踏みつぶす君を見て僕は言う
「君は、早く大人になりたがっているね」。
少しだけこっちに目を向けたあとで
「そうかな」といいながらポケットをまさぐり始めた。
僕が「子供のまま、死にたくないんだよ。君は。」というと
「へえ、そう」と、君はまた関心がなさそうにつぶやいたあとで
すっとポケットの中から銀色のライターを取り出した。
「でもそれって、すごく子供っぽいことだと思うな」
「・・・・・」
黙ったまま、気だるそうにタバコに火をつける君は
なんだか急いでいるようにも見える。
「タバコ、やめないの?」
「やめない」
「また叱られるよ」
「うるさいなあ、生意気だぞ」
「まったく・・・少しは年上を敬えよ」
そう言って笑ったあとで、僕は少し身震いをした。
木製のベンチから冬の冷たさが伝わってくる。
僕の横で、タバコの煙か白くなった息か、静かに吐きながら
これから始まる夜に溶け込んでいくように見えた。
【11月22日】
何か悲しいことがないかな。僕はそれを理由にして泣いてみたい。
最近は、何が幸せなのかよくわからない。
やるべきことがあればそれは幸せなんだろうと思っていたけど
そういうのは僕にあまり向いていないんだな。きっと。
たぶんだけど、「幸せだね僕たちって」って言える相手がいるなら
それは無条件に幸せなことなんだ。簡単に幸せになれるんだ。
だから人は恋愛を求めるのかな。幸せになりたいから。
いつからか自分よりも相手の方が幸せになってくれることを願いはじめて
そして子供が幸せの障害になるならいっそその存在をゼロにしてしまうんだ。
そうやって忘れていくんだ。
忘れたいことは忘れられずに
忘れたくないことは忘れてしまう。
記憶と忘却は人間の進化の証。だけど、退化の証。
ぼんやりとしていたいな。
それが幸せかどうかは知らないけれど
少なくとも楽だろうな。
意味の無い焦燥感に襲われて
「なにかしなくちゃ」と思っているくらいがちょうどいい。
実際に何かをやり始めると僕みたいな人間はすぐに疲れてしまって
だけど中途半端な責任感で無理やりに体を動かすんだ。
だから疲れる。
疲れるのは嫌いだ。
面倒なことも嫌い。
だけど、そんなことを言う自分がいちばん嫌い。
雑踏を何も考えずに歩いていたらいつの間にか足裏にガムがひっついてた、くらいに嫌い。
なにかを書きたい気分だが
なにかを書ける気分では無い。
憂鬱?すこし違うなあ。
憂いてないもの。たぶん。
どこにあるかな